最初に結論だけ書いておくと
パーツクリーナーって何?という人向けに、パーツクリーナーの使い方を見ていきましょう。ちなみにブレーキクリーナーというのもありますが呼び名がちがうだけなので、ほぼ
と思っていただいて大丈夫です。
そもそもパーツクリーナーとは
パーツクリーナーの目的は脱脂、つまり油を落とすことです。主成分として石油系洗剤、エアゾールが含まれていて油系の汚れを落としてくれます。石油系洗剤とはなにか?というの詳しい説明は置いといて、パーツクリーナーの用途を紹介します。
パーツクリーナーの用途
ではパーツクリーナにはどのような使い方があるのか見ていきましょう。
自動車、バイク、自転車等の整備
本来の用途です。というより、この用途以外でのパーツクリーナーの使用はメーカ側も推奨してません。主に露出している金属やメッキ部分、ブレーキ、ホイール、チェーンなどに使用します。ただし、次の箇所には使用しないでください。
部屋の掃除
人の手が触れる部分、たとえばドアノブや窓などで、ちょっとヌメリとしたら気楽に使用できます。また、油をこぼした後のヌメヌメ、焼き肉で油跳ねした机や床なども簡単にとれます。ただし、後で詳しく説明しますが注意することもあります。
鍵穴の掃除
鍵穴に鍵をさしたり回したりしていると、硬くなったり渋くなったりしていきますね。そこにパーツクリーナーをシュッとやると滑らかになることがあります。鍵屋さんに頼む前に一度試してみるのもありです。
服の油汚れ
ここでいう服というのは「つなぎ」などの油がベトベトつく(?)作業着をさします。私の場合一度普段着に試してみました。確かに汚れは落ちるのですが、パーツクリーナーのシミが服に残ってしまったことがある(そんなに目立たない)ので使うかどうかは自己判断でおねがいします。
ゴキブリ駆除
割と有名な話ですね。ゴキジェットよりも強力ですぐ逝きますが、使う場所に気をつけましょう。ちなみにカメムシとムカデ(っぽい虫?)にも効きました。
こびりついたシールはがし
うまく剥がせずに失敗したテープやシール類、剥がしたあとのベタベタもパーツクリーナーで落とせます。
金属の塗装前に脱脂
塗装をやっている人なら何かしらで塗装前に洗浄していると思いますが、金属系ならパーツクリーナーでもいけます。試してみるのも面白いかもしれません。ただし注意点もあります。
やっていはいけないこと
ここまで利点ばかり書いていきましたが、もちろん欠点もあります。知らない方は必ず目を通してください。
密閉した室内での使用
パーツクリーナーに含まれるエアゾールは人体に有害です。エアドールとは何か?というのは省きます。窓を全開にしてよく換気しましょう。
火気がある場所での使用
大変危険です。火の気があると引火、爆発します。キッチンなどの油汚れは専用の洗剤を使用しましょう。また、パーツクリーナー使用直後にたばこを吸うのもダメです。
パーツクリーナーで洗顔、手洗い
パーツクリーナーで洗顔すると顔がパッタサパサになるらしいです。私も顔ではないですが、工作機械を動かしていて油でギトギトになった両手に、パーツクリーナー使用したことはあります。
なんて思いながらバカやってたこともありましたw。油分は確かに落ちるのですがパーツクリーナー自体、体に良くないものなので人体に使用するのはやめ、ちゃんと洗顔料や工業用洗剤を仕様しましょう。
ちなみにパーツクリーナーを使用するときに手袋をしている人もいますが、肌が弱い場合などを除き、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。
パーツクリーナーの選び方
用途が決まっているのであればそれに合ったものを選びましょう。この記事見てとりあえず欲しいという人はホームセンターときで売っている安いやつで問題ないです。
通販等でも数多く取り扱ってますが、送料や最低購入個数に気をつけましょう。
まとめ
パーツクリーナーはマジ便利です。ですが危険なものでもあるので使い方には注意しましょう。
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