観葉植物の水のあげ方について

観葉植物

私みたいな心配性な性格は水のあげ方ひとつでも「これでいいのかな?」と不安になることもあります。観葉植物については初心者なのでなおさらです。

水なんて適当にあげても大丈夫じゃない?

と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、あまり適当にやりすぎると枯らしてしまいます。

そこで、今回は水のやり方について色々調査&実践してきたので、ここで紹介します。

結論を先に書いておくと、水やりは

土が乾いてからたっぷりあげる

これを守るだけです。

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水をやる量

まずはじめに水をあげる量ですが、これは植物の大きさによって変わります。というのも、

水は土全体にいきわたるようにあげる必要があります。

ポットの大きさが大きいと土の量も多いはずです。植物の大きさにあわせてポットの大きさも合わせているはずなので、必然的に与える水の量も決まってきます。

具体的な水量は?

では、水が土全体にいきわたる量とはどれくらいかというと、とても簡単でわかりやすく

ポットの底から水があふれ出てくるまで

です。外で育てている場合は水が流れ出すまで、室内で育てている場合は受け皿に水が溜まるまでです。とにかく沢山あげましょう!

受け皿に溜まった水は?

室内で育てている場合の話ですが、水をあげているとどうしても受け皿に水が溜まってしまいますが、

受け皿の水は必ず破棄しましょう。

面倒だからと言って水を残したままにしておくと、根腐れを起こしたり、コバエが発生したりします。

受け皿に水を溜めない水のやり方

一応やり方としてはあるので紹介しておきます。

  1. ペットボトルなどの容器に水を満タンまで入れる
  2. 水をすこ~しずついれる
  3. 水があふれた時点で水やりを止める
  4. 容器の残ってる水位にマーキングする
  5. 必要な量を割り出し、普段使ってるじょうろに先ほどの水位をマーキング
  6. 以降はマークした線まで水をいれて、ゆっくり水やりをする

そこまで難しくないですが、私はやってません。植物ごとに水の量は違いますし、ポットを変更するたびにまた水量の調整をしなきゃいけない、水やりのたびに土も少しづつ流れていくので与える水量が変わっていく、などなど結局手間がかかります。

水やりのタイミング

水はあげればあげるほどいい、というわけではありません。土が常に湿っている状態だと根が酸素を取り込めずに根腐れしてしまいます。また、ジメジメした状態が長く続くとカビが発生することもあります。水やりの期間は基本的に

土が乾いた状態で水やりをする
ことです。

土が乾く期間はどれくらい?

んで、土がどれくらいで乾くのか?についてですが、これも育てている環境によってことなります。ポット内の土の量、土の種類、季節や気候、植物の性質などによって異なります。以下に私なりの感覚をまとめたので、あくまでも参考にしてください。(これが正しいとは限りません)

季節ごとの基準

  • 春:2~5日に1回
  • 夏:1~3日に1回
  • 秋:3~7日に1回
  • 冬:1~2週に1回

水やりの期間を早める要素

  • 撥水性のある土を使用している
  • 小さめのポットを使用している
  • 鉢底石を多めに使用している
  • ポットの材質がテラコッタ、木製など
  • 湿気を好む植物

水やりの期間を遅らせる要素

  • 保水性のある土を使用している
  • 大きめのポットを使用している
  • 鉢底石が少なめ、もしくは使用してない
  • ポットの材質がプラスチック、金属製など
  • 乾燥を好む植物

色々書いてますが、とりあえず土が乾いてから水をやるということを守っていれば大丈夫です。

土の乾き具合の確認方法

土が乾いているかどうかを確認する方法は

実際に土を触ってみること

が一番確実です。

土の色だけを見て判別する方法はお勧めしません。

表面上は乾いているように見えたけど、実際の土の内部はまだ湿ってる

ということがよくあります。この状態で水をあげてしまったら水のあげすぎとなってしまいます。

土を全部掘り返して確認しろ、とは言いません。指の第一関節くらいの深さまで指を入れてみて確認しましょう。

ちなみに、土壌水分計という道具を使って、土の湿り気具合を数字で確認することも出来ます。

まとめ

水やり一つでも結構奥が深いことが伝わりましたでしょうか?もし植物の調子が悪いと感じたら水やりを確認してみましょう。最初にも言いましたが基本は

土が乾いてからたっぷりあげる

ことです。植物が枯れそうになると不安になって水を多めにあげたくなる気持ちは分かりますが、それでは余計にダメにしてしまいます。

きちんと水の管理を行い、大切に育てましょう!

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