格安Arduinoにありがちなこと

電子工作

本家Arduinoボードの1/10の値段で購入できてしまうことがある互換機。

もちろん安価な代わりに不便なところもあります。

そんな互換機の特徴やトラブル対処をまとめます。

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USBドライバが必要

非常に多いのがUSBで接続してもArduinoIDEが認識しないこと。

これは安価なCH340というシリアル変換チップを使用しているためです。

Windows10なら自動インストールされますが、それ以外のOSではここからダウンロードしましょう。

基板の精度が悪い

いろんなタイプがあります

バリがある

実用上で問題がありそうなパターン。触って刺さると痛いので、やすりなどで処理しましょう。

穴あけ制度が悪い

ねじ固定する場合やピンヘッダを取り付ける場合に気になります。ヒドイ場合は1mm以上ずれてたり穴が欠けていたり・・・

実装部品がずれている

電気的には問題なくても、スイッチやLEDがずれて取り付けられていることがあります。

ピンヘッダ付きの場合、ピンヘッダが曲がって取り付けられていることも多く、ソケットに刺さらないこともあります。

性能が落ちている

互換品=低性能 というわけではありません。ボードに乗っているマイコン自体の性能は本家と変わりないことがほとんどです。

3.3V系で動作する

レギュレータのコストを抑えるために3.3Vで動作しているボードが多いです。

本家Arduinoは5Vで動作しているため、同じ感覚で5Vの周辺機器をつながないように注意しましょう。

8MHzで動作している

3.3Vで動作させるとクロックを落とす必要があるため8MHzの水晶がついているか、マイコンの内部クロックを使用していることがあります。

クロック設定をいじっているボードにプログラムを書き込む場合、別途設定が必要な場合がありますので覚えておきましょう

書き込み時の設定が異なることがある

例えばUNOの互換機だから書き込み時の設定もUNOにしたけど失敗する、ということがたまにあります。

意外と忘れやすいポイントなので気を付けましょう。

不良品が多い

中華製品では初期不良品がかなり多いです。大量に購入しているわけではないので不良率は分かりませんが・・・

こういう時に備えて購入するときはやや多めにしています。


ぱっと思いついたのはこれくらいでしょうか。

他にもあったら追加していきます。

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