という方はいますか?初めて使う人にとっては情報量が多くて不安になることが多いかもしれません。それに、「リポバッテリー」と検索すると、危険、爆発、炎上といった不安を煽るワードも大量に出てきて手を出すのにためらってしまう方もいらっしゃいます。
そこで、とりあえず何をどうすればいいのか?ということをこのページにまとめました。これはこうする、こうなったらこうする、といったことを機械的に覚えていきましょう。本来ならリポバッテリーの仕組みについて知っておいてほしいのですが
という時間のない忙しい人、細かいことがめんどくさい人向けのページになります。ここでは詳細な説明はしませんので、とりあえずバッテリーを燃やさない運用管理だけ教えます。
使用前の電圧確認
まずはじめに、リポバッテリー使用前は必ず電圧確認をしてください。
バッテリーの電圧を確認する方法は主に3つあります。
- バッテリーチェッカーを使用する
- テスターを使用する
- 充電器を使用する
そして、以下の2つを確認してください。
- 全体の電圧が3.0×セル数以上、もしくはセルごとの電圧が3.0V以上
- セルごとの電圧の最大値と最小値の差が0.5V以内
この数字は私の経験でつけた、かな~り緩い基準です。バッテリーメーカーが掲示してる推奨値は結構厳しめです。より安全性を求めるなら、取扱い説明書や教科書通りの使い方をしてくださいね。
チェッカーは安いものだとこういうものがあります。
ちなみに、セルの詳細について知りたい場合はこちらをご覧ください。
バッテリーの交換、充電のタイミング
全体の電圧が3.0×セル数以上、もしくはセルごとの電圧が3.0V未満なら、すぐ充電しましょう。
とはいっても、使用中に電圧を確認できない場合もあります。
そういった時の基準の1つとして、出力が急激に落ち込んだ時を目安にしましょう。容量や出力に関係なくほとんどの場合、セル電圧が3.0V付近のはずです。
充電時の注意点
バッテリーが一番発火しやすいのは充電時です。次のことを意識しましょう。
リポバッテリー対応の充電器を使用する
「リポ」「Lipo」など充電器によって表示はまちまちですが、必ず充電器の設定をリポバッテリーのモードにしてください。
不安ならリポバッテリー”専用”の充電器をお勧めします。
充電電流を1Cに設定する
1C以上充電に対応しているバッテリーもありますが、バッテリーの劣化を早めるので充電時間はかかりますが、なるべく低い電流に設定しましょう。
充電中はその場から離れない
バッテリーは充電時が一番発火しやすいです。万が一発火しても被害を最小限に抑えるために、常に目の届く場所で充電しましょう。
使用後の保管方法
バッテリーを保管する際は次の3つを意識してください。
電圧を1セル3.7Vくらいにしておく
長い間リポバッテリーを使用しない場合は、セル電圧を3.5~4.0Vの間にしておきましょう。
燃え広がらない場所に保管する
万が一自然発火しても被害を最小限に抑えるため、何かしら対策をしておきましょう。
リポガードにいれる、金属製ケースにいれる、土鍋をかぶせておくなどがあります。
保管・持ち運び・お値段でお手軽なものはリポガードです。
高温になる場所には置かない
バッテリーが膨らみ、燃える可能性があります。
強い衝撃を与えない
落としたり踏んだりしないようにしましょう。同じく燃える可能性があります。
まとめ
このページで紹介した状況は特にバッテリーが発火しやすい状態です。言い換えれば、この項目を守っていけばバッテリーが発火することはほとんどありません!
100%絶対安全というわけではありませんが、是非とも豊かなリポバッテリーライフを送りましょう。
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